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【ハロウィンの花嫁】犯人の3つの動機と5つの事件をまとめた

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劇場版名探偵コナンハロウィンの花嫁」は2022年に公開された、シリーズ25作品目の映画です。

 

この映画もコナンシリーズということで、何かしらの事件が発生し、その犯人が登場します。その犯人が映画史上でもとても強い犯人で、とても印象深い人物となっていますね。

 

というわけで、コナン映画シリーズでも特に印象に残るハロウィンの花嫁の犯人について、3つの動機と5つの事件としてまとめてみました。

 

※ネタバレあり

 

「ハロウィンの花嫁」の犯人はプラーミャ

犯人がプラーミャという話は、映画中盤で出てきます。

・プラーミャ

ロシアを中心に世界各国で活動している爆弾殺人犯で、プラーミャはロシア語で「炎」という意味です。

性別や年齢などの情報は謎に包まれており、犯行時には黒いローブを纏い、死神の面や赤いペストマスクの姿だと言われています。

劇場版名探偵コナン3作目の「世紀末の魔術師」では「スコーピオン」という犯人でしたが、雰囲気は近いものがありますね。

 

結果的にスコーピオンと同様に女性の犯人でしたが、プラーミャのほうは身体能力の高さが際立ってます。

クリスティーヌ・リシャールの正体がプラーミャだった

クリスティーヌ・リシャールは村中努警視の婚約者として、ハロウィンの日に結婚式を挙げる予定の人物です。しかし、クリスティーヌの正体がプラーミャでした。

 

なお、クリスティーヌが村中と結婚した目的や理由は不明です。

 

クリスティーヌが村中と病院で出会ったと話していますが、犯行と結婚の関係性には触れられていません。

 

プラーミャの動機は3つある

プラーミャの動機は大きく分けると3つあります。

  1. 警察学校組4人への復讐
  2. ナーダ・ウニチトージティの抹殺
  3. プラーミャに関わった者への口封じ

2番目と3番目は似ていますが、便宜上分けました。

それぞれ詳細を見ていきます。

警察学校組4人への復讐

3年前の爆破未遂事件の際に計画を阻止されたことで、警察学校組の4人を恨むようになりました。

  • 降谷零
  • 松田陣平
  • 諸伏景光
  • 伊達航

事件の詳細は後程。

ナーダ・ウニチトージティの抹殺

ナーダ・ウニチトージティはロシア民間人で構成された組織です。

プラーミャに恨みを持った人物で構成されており、プラーミャを執拗に追っています。

 

当然、プラーミャにとっては邪魔な存在であるため、ナーダ・ウニチトージティを抹殺することをもくろんでいます。

プラーミャに関わった者への口封じ

当初からの目的ではありませんが、事件の手がかりを掴んだ子供たちに対しても容赦なく口封じをしようとします。

 

例えば、灰原は警視庁前でナーダ・ウニチトージティのオレグからメモを受け取りましたが、それだけで命を狙われました。

ハロウィンの花嫁で起きた5つの事件

ハロウィンの花嫁で起きた5つの事件は以下の通りです。

  1. 3年前の爆破未遂事件
  2. 安室に首輪爆弾をつけた事件
  3. 警視庁前のタブレット爆破事件
  4. 廃ビルで少年探偵団を狙った事件
  5. ハロウィンの渋谷爆破事件

先に述べた3つの動機と合わせて整理すると以下の通りです。

  プラーミャの動機
事件 警察学校組
への復讐
ナーダ・ウニチトージティの抹殺 目撃者口封じ
3年前の爆破未遂
安室首輪爆弾
警視庁前爆破
廃ビル爆破
渋谷爆破

 

3年前の爆破未遂事件

3年前に渋谷の雑居ビルで起きた事件です。

 

この事件の発端はナーダ・ウニチトージティがプラーミャをおびき寄せるために爆弾を仕掛けていたことにありました。

 

なのでプラーミャの動機としてはナーダ・ウニチトージティを返り討ちにするというのが近いでしょう。

警察学校組の4人が活躍

渋谷の雑居ビルにはプラーミャによって爆弾が仕掛けられましたが、警察学校組の4人の活躍でそれを阻止し、プラーミャに銃弾を撃ち込むことに成功します。

 

  • 松田:ガムを装置に詰まらせ爆弾を止める
  • 伊達:爆弾処理をする松田のサポート
  • 降谷:逃げるプラーミャを追い詰める
  • 諸伏:プラーミャの右腕に銃を打ち込ちこむ

プラーミャの憎悪に火をつける

プラーミャは犯行を阻止されたことで警察学校組の4人に恨みをもつことになります。

 

マスクをしていたため素顔は見られていませんでしたが、爆弾犯としてのプライドが彼らを許しませんでした。

 

4対1で逃げ切っただけでもすごい気がしますが完璧主義者ですね。

安室に首輪爆弾をつけた事件

 

プラーミャの策略で公安の降谷はおびきだされ、犯人に首輪爆弾をつけられます。

 

警察学校組の4人への復讐が動機ですが、松田と伊達がすでに死亡していることはプラーミャも認知していましたが、諸伏が死んでいることは知らない状況でした。

 

諸伏は黒の組織に「スコッチ」として潜入していたためプラーミャが知らないのも無理はありませんね。

「揺れる警視庁1200万人の人質」爆弾犯が脱獄

「揺れる警視庁1200万人の人質」の事件では犯人によって、松田が殺害されていました。そこで、プラーミャはその爆弾犯を脱獄させ、降谷と諸伏をおびきだそうとしました。

 

その爆弾犯によっては降谷をおびき出すことには成功しました。が、降谷をおびき出してお役御免。プラーミャによって爆破されてしまいました。

 

その爆弾犯は同情できるような人柄ではなかったですが、あまりにあっけない死でした。

諸伏をおびき出すための首輪爆弾

プラーミャによって駆けつけたのは降谷のみで諸伏はいませんでした。

 

前述の通り、プラーミャは諸伏が死んでいることを知らなかったため、降谷をすぐには殺さずに首輪爆弾をつけて諸伏をおびき出そうとします。

 

警視庁前のタブレット爆破事件

警視庁の前で、あるロシア人の持っていたタブレットが爆発し、そのロシア人は死亡しました。

 

そのロシア人はオレグという人物で、ナーダ・ウニチトージティのリーダーのエレニカの兄でした。

オレグを狙った爆弾

オレグは3年前の爆破未遂事件の時に現場にいた人物でした。プラーミャによって拘束されていたためですが、警察学校組の4人によって助け出されました。

 

プラーミャの手がかりになるメモを持って警視庁に向かったため、プラーミャに命を狙われてしまいました。

灰原をかばって小五郎が負傷

警視庁前にはコナンや小五郎たちもいたのですが、この爆破事件に灰原も巻き込まれます。

 

オレグが落としたメモを灰原が拾って渡そうとしたタイミングで爆発したため、灰原が車道へ吹き飛ばされることに。

その直後に車が通りかかりますが、小五郎が身を挺して灰原をかばい大事故にはなりませんでした。ただ、小五郎は入院を余儀なくされ、今作ではここでお役御免です。

 

コナン映画シリーズでは貴重な?小五郎の活躍シーンです。

廃ビルで少年探偵団を狙った爆破事件

クリスティーヌの代わりに、贈り物を回収しに廃ビルへ行った少年探偵団。ところが、それは犯人の罠でした。

オレグのメモを子供たちが拾ったことで狙われる

警視庁前の爆破で子供の誰かがメモを拾ったことを、犯人は知っていました。ところが、それが誰かがわからなかったため少年探偵団の全員を殺そうとしていました。

 

子供とて容赦はしない、恐ろしい犯人です。

コナンと少年探偵団のチームワークで爆破から逃れる

爆弾が設置された部屋に先んじて入ったコナン1人が閉じ込められます。

爆弾の解体は断念し、元太、光彦、歩美、灰原との協力によりコナンは窓から脱出することに成功します。

ハロウィンの渋谷爆弾事件

クリスティーヌとして村中と結婚式を挙げるプラーミャですが、結婚式場から屋上へ逃げ出した後でその目的がコナンによって明かされます。

動機は関わった人間すべての口封じ

プラーミャの狙いはナーダ・ウニチトージティとプラーミャに関わった人間をまとめて殺害することにありました。

 

ナーダ・ウニチトージティをおびき出すため、プラーミャがハロウィンの日に渋谷に現れることをあえて匂わせ、爆弾によってプラーミャを目撃した者などをすべて亡き者にしようとしました。

プラーミャは村中によって抑えられる

プラーミャは駆けつけた安室と死闘を繰り広げたあと、村中によって最後は刺されました。

 

そして、渋谷に流れ出した液体爆弾は、そこにいた全員の力で止めることに成功しました。

 

「ハロウィンの花嫁」の犯人まとめ

ハロウィンの花嫁の犯人について3つの動機と5つ事件を見てきました。

 

警察学校組から逃れることに成功したにも関わらず、復讐心に燃えるところや、子供にも容赦しない点から非常に残忍で凶悪な犯人といえるでしょうね。

 

また、身体能力も相当高く、諸伏の銃弾がなければと思うとギリギリの戦いでした。

 

警察学校組や高木と佐藤に注目が行く映画ですが、犯人に関しても前代未聞といっていい作品ではないでしょうか。