『映画 先輩はおとこのこ あめのち晴れ』を観てきました。
LINEマンガが原作ですが、それは見ていませんでした。テレビアニメは見ていてその続編が映画になるということで、見逃せないな!!!
という感じで見てみたのでその感想です。
(映画情報は以下サイトから記載)
『映画 先輩はおとこのこ あめのち晴れ』感想・考察
咲のいろんな感情が絶妙
物語は蒼井咲(声: 関根明良)が中心でした。花岡まこと(声:梅田修一朗)のエピソードも多々ありましたが、多くは咲の話で展開が進みます。といっても原作マンガを知っている人ならわかっていたことかもしれませんが。
私は知らなかったので「ほー、そっち中心か」と思いつつ見てました。
テレビアニメでは咲がまことに出会うシーンからで、見た目は明るい感じの元気というか陽気な子に見えるんです。が、いろいろ複雑な事情があり、心の奥にかかえているものが見え隠れしてました。
まこともいろいろかかえてましたが、咲はそれ以上に難しい状況ですね。
父に対して喜んだり悲しんだり、母に対して喜んだり悲しんだりというところが見てるほうとしても揺さぶられます。
これは映画版の感想というよりも全体の話にもなってきますが、『先輩はおとこのこ』って"かわいいものが好きな男の悩み"にとどまらずいろんな感情があるっていうのが意外というか見ごたえを生んでいると思いました。
もはや主人公はまことではなく咲だったのかもしれないとこの映画は感じさせます。
藤井(声:木村太飛)という人物がまことに告白してますが、咲とは違い女装と知るとショックを受けてます。
反応としては藤井のほうが一般的なのかもしれませんが、まことの女装にも動じずに好きになった咲。
のはずが好きかどうか自分でわからない。
テレビアニメ版の序盤でまことに対する好きな気持ちに悩んでいたのですが、テレビアニメのときは放置されていてここでようやくって感じでしたね。
クライマックスで自分の気持ちに気づくところは泣き所。まことに告白の返事をし、最後に星を見に行くところで「ほんと、よかったねぇー」みたいな気持ちになりました。
咲は表面では常に明るくふるまうけど心では泣いてるじゃないですか。当たり前ですけど見てる側は両方見えてるので咲のつらい気持ちがひしひしと感じてるんです。
なので、最後の感動はそのつらさを十二分に感じさせてくるからこそって感じがしましたね。
まことのほうは藤井の件と告白のところで見どころがありました。が、テレビアニメのときに母に女装は打ち明けてたし、りゅうじとは決着がほぼついていたので大きな山場はそれほどって感じでした。
ただ、藤井のそばで水を掛けられたところはかっこよかった。ゴゴゴゴゴみたいな圧を感じたシーンです。
藤井だけじゃないですが、顔がはっきり映ってない人物がいくらかいて、その人はなんというか冷たいというかそういう感じに映って、なんか嫌な感じに見えますね。
それを一蹴した感じがやっぱりかっこいいのよ。
それにしてもまこと役の梅田修一朗さんは絶妙ですねぇ。テレビアニメのときからですが、男女両方に近い?というすごさがあります。あの声でささやかれたら男って気づけないわね…
声優インタビュー記事を見て思うこと
声優インタビュー記事があったのでそれを見てみました。
花岡 まこと役の梅田修一朗さん、蒼井 咲役の関根明良さん、大我 竜二役の内田雄馬さんのインタビュー記事です。
「好き」とか「自分らしさ」とかについて語られています。
まことたちの考え方をどうとらえていたのかという点もありますが、自身の感性についても語られています。
また、映画版でのまこと、竜二、咲の変化についてのコメントもありました。
竜二について”本当に「見守る」存在だったのかなと感じています。”というコメントがありますが、確かにこの映画ではアドバイザーですね。進路も決まっていたし。
まことについては"大きく成長した"というコメントがありますが、藤井に対する態度などからもそれは感じましたね。
咲は映画でいろいろなシーンがあったんですけど、それを乗り越えていくっていうのがやはり見どころですかね。
『映画 先輩はおとこのこ あめのち晴れ』感想・考察まとめ
『映画 先輩はおとこのこ あめのち晴れ』は咲のいろいろな人に対する様々な悩みを乗り越える姿が印象的でした。そして、まことの強い意志を感じさせる姿もみどころです。
テレビアニメ版では深く見えてこなかった咲の心の奥にあるものが映し出され、周りの人とともにいよいよ自分の意志を確立していくという流れが見どころだと思いました。
他のアニメ映画も感想書いているのでよかったらぜひ!!!