至高のアニメ思考

アニメ、漫画の感想や考察を中心に書いてます!名探偵コナンやアニメ映画を主に扱っています。

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「数分間のエールを」感想・考察。熱中できることの尊さとかっこよさ。

(PR)本ページはプロモーションが含まれています。

youtu.be

EMOTION Label Channel - YouTubeより

 

 

『数分間のエールを』は2024年06月17日に公開されたアニメ映画です。
オリジナルアニメで、フリー3DCGソフト「Blender」をメインツールとして制作された作品となっています。( 公式サイトに書いてました。)

 

分類上はアニメ映画と言えるのでしょうが、CGなのでほかのアニメとは絵の雰囲気が違っています。

 

ということで、観てみたその感想、考察、レビューを行っていきたいと思います。ネタバレあります。

 

主題歌を置いておきます。しびれる曲です。

 

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(映画情報は以下サイトから記載)

映画「数分間のエールを」公式サイト 2024年6月14日(金)公開

「数分間のエールを」感想・考察

3DCGアニメ

大ヒットアニメ映画が矢継ぎ早に出てくる時代ですが、この映画は従来のアニメ映画とはだいぶ異なっていました。アニメ好きな人が見ればすぐわかりますが、CGが多用されているのです。

私はアニメ制作についての知識はゼロなんですが、一目瞭然です。絵が立体感があって、動きもかなり微細なものでした。

 

3DCGと従来のアニメの特徴については以下の記事が参考になりました。(公式Xで発見)

realsound.jp

 

細かいアニメーションの知識内容はさておき、3DCGによるアニメがあの終盤の夜空のシーンやMVの滑らかさや立体感を作り出していたのでしょう。

海外のアニメだとCGっぽいのが多い気がしますが、それともまた違っていた気がします。私のようなただの素人アニメファンにも圧巻の映像です。

 

熱中できることの尊さ

公式のイントロダクションには、「モノづくりの楽しさや苦しみを瑞々しく描いた」と冒頭の文にあります。主人公の朝屋彼方(CV:花江夏樹)はMV作りに高校生活のすべてを注いでいるほど、熱中してました。夢中になっているときの楽しさがある一方で現実的な問題も出てきます。

人に評価されなければ、モノづくりでは生きていけないという壁があるんですね。

 

で、映画を観てあとで思っているのですが、朝屋彼方のMVによって、織重夕(CV伊瀬茉莉也)は教師を辞めてしまいました。音楽が好きだからってのはわかりますが、そのMVは見た感じまだ伸びてなさそう。

 

なので、ハッピーエンドっぽい終わりなんですが、ハッピーなのかなんかよくわからない感じがしてます。だいたいの人は成人したら自分で生活費を稼がないといけないわけなので、「教師を辞めるのが早すぎるのでは?」ってなります。

 

ただ、生きていくうえでリスクが高いのは承知の上で、、好きなことに熱中できることの尊さというのはあるでしょう。そういう選択ができるというのはかっこいいですし、それを後押しした彼方の情熱みたいなところがこの映画の見どころだと思いました。

 

評価されない苦しみ

彼方の友達の外崎大輔(CV内田雄馬)は苦しんでいる側でした。それゆえに、夕の気持ちがわかる。

人に評価されるって難しいですからね。スポーツの試合で勝った負けたとかそういうのとは違う部分がありますから。

彼方も絵のコンクールのシーンがあった通りでその気持ちはあったと思いますが、そのような苦しみも乗り越えるほどの情熱。そして、中川萠美(CV和泉風花)の言葉で闇を振り払うという爽快なシーンへ繋がっていきますね。

 

また、夕がライブするシーンがこれまた熱いシーンなんですけど、そこでみんなが評価してくれたし、彼方も燃えるわけです。誰かは評価してくれるんだっていうことですね。

 

無視は葛藤か

最初に彼方と夕があってから、何度か会話してますが、気になるんですよ。

「無視しすぎでは?」ってね。最初は「無礼な人か?」なんて思ったりもしましたが、観てるうちにだんだんわかってきました。迷いとか葛藤で声が出ないみたいな心情だったのかということ。

「なんで歌をやめるのか?」って彼方に聞かれたときに、一応やめるって決めていたんだけども本当はまだ葛藤や未練があって諦めたくないっていう心情の現れですね。

彼方は陽気な感じの性格なので、そこまで気にする様子がなかったですが、そういったさりげないところで、「織重夕は何を思っているだろう」というのを観客に考えさせてくれますね。

 

あと、ギターを売りに出していたシーンも同様ですね。金目当てで拒否したとかでなくて、本当は売りたくないみたいな気持ちですね。

 

最後のMV

彼方はまだちゃんと曲を聞いてないということで、MVを作りなおした末に最終的なMVシーンが流れます。

 

なんというかポジティブ要素全開って感じではなくなってましたね。

あの鬼気迫る表情は、熱中の本気度を示していたのでしょうかね?

その他にも色々見るところがありますが、うまく文章で書くのが難しいです迫力のあるMVでした。

 

最後のMVに関しては、実際に見せるかどうかとか、どういう内容にするかいろいろあったようです。

こちらのインタビュー記事が参考になります。映画監督のぽぷりか氏と脚本の花田十輝氏の対談となっております。MVのほかにもいろいろ載ってました。

natalie.mu

 

「数分間のエールを」感想・考察まとめ

『数分間のエールを』は好きなことに熱中できることの尊さとそれを後押しする彼方の情熱が見どころの映画でした。

 

とはいえ、それが正解かは何とも微妙な気持ちもあります。教師を続けながで…とかもあるでしょう。

が、仕事をやめてまで歌の道に突き進むかっこよさがありました。

 

最後のMVもはっきりとしない部分もあり、観客にいろいろと考えさせてくる要素が多くて深みもあると思いました。

 

 

他のアニメ映画もいくつか感想記事書いているのでよかったらぜひ

 

 

suzuki2018.hatenablog.com

 

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