至高のアニメ思考

アニメ、漫画の感想や考察を中心に書いてます!名探偵コナンやアニメ映画を主に扱っています。

MENU

【迷宮の十字路】コナン映画だけど爆発がない?それでも人気の理由を考察する

(PR)本ページはプロモーションが含まれています。

迷宮の十字路人気の理由

劇場版名探偵コナン「迷宮の十字路」は2003年に上映された、コナン映画シリーズの7作品目です。

 

関西地方の主に京都を舞台としたこの作品ですが、他のコナン映画にはない特徴があります。

それは、

爆発がない!

です。コナン映画=爆発というイメージがある人もいるでしょうが、実は「迷宮の十字路」は爆発がないのです。

 

また、「迷宮の十字路」はコナンファンの間でも人気が高い作品となっています。

 

2016年の人気投票では「業火の向日葵」までの19作品中1位を獲得しています。

 

2016年人気投票結果ページ

名探偵コナン歴代映画人気投票(公式)

そこで、この記事では、爆発がなくとも「迷宮の十字路」の人気が高い理由を考察しました。

 

※ネタバレあり

 

迷宮の十字路は爆発がない?

劇場版名探偵コナンといえば、1作目の「時計じかけの摩天楼」がプラスチック爆弾を利用した犯行の作品でした。そこからコナン映画=爆弾という流れができつつあります。

 

ですが、「迷宮の十字路」には爆発はありません。犯人は弓矢で殺人を犯したり、刀で殺人を犯しますが、爆発はないです。

終盤、犯人を追い詰めた際に、寺の周辺が火炎に包まれるシーンはあります。

 

劇場版名探偵コナン爆発がないのは、「迷宮の十字路」のみのようです。

 

ちなみに、「迷宮の十字路」ではコナンが工藤新一の姿に戻りますが、コナンが新一に戻るのも劇場版では「迷宮の十字路」のみです。

迷宮の十字路は人気?評判まとめ

「迷宮の十字路」は爆発がない作品ですが、人気がある作品です。

冒頭でも書きましたが、人気投票1位を獲得しています。

 

そして、人気投票1位を受けて再放送もされています。

 

Amazonのレビューまとめ

「迷宮の十字路」の人気の理由を探るために、Amazonのレビューを調べてみました。

 

「迷宮の十字路」のDVDとブルーレイがあり、それぞれにレビューがあったのでそれぞれについて見てみます。

Amazonレビューは50件以上ありました。そのなかから、良かったという意見をざっくりとまとめました。

  • 近年は派手なアクションに寄っているが、この作品はアクションは少な目で、謎解き要素が多いので面白い。
  • 実在する京都が舞台でのトリックが良かった。映像がとてもきれいだった。
  • 倉木麻衣の主題歌が京都にマッチしている
  • 平次和葉のラブコメ要素や、ギャグ要素が面白い

 

アクションではなく謎解き要素が多め

確かに、爆発がなく、アクションは少なめですが、謎解き要素が多めな印象があります。殺人事件はもちろんですが、平次の幼馴染の謎も並行して物語の中核をなします。

 

映画の序盤で平次は舞妓の千賀鈴という女性と偶然出会ます。そして、その千賀鈴が幼馴染であるというミスリードがあります。

 

「丸竹夷」という手まり歌の誤りから真相にたどり着くというのが味があって面白いです。

 

途中で犯人をバイクで追いかけるシーンなどアクションもあるにはありますが、コナン映画全体と比較すると、アクションはおとなしめといえるでしょうね。

 

京都が舞台で、映像がとてもきれい

他のコナン映画の作品はおおむね架空の場所が舞台になっている印象ですが、

「迷宮の十字路」は京都が舞台ということで、実在する名所が数々描かれています。

そのため、聖地巡礼をしている方も多々いるようです。

 

映像がきれいという意見も多かったです。この映画を見て京都に行きたくなったというコメントもありました。

 

京都は修学旅行などの定番ですし、いいですよね~。そういう意味では、「ここ行ったことある!」みたいな感想を持った人もいるかもしれませんね。

 

個人的にも、冒頭などの桜の景色はとても華やかでいいシーンだと思っています。

 

前作の「ベイカー街の亡霊」は仮想空間が舞台ですが、「迷宮の十字路」はうって変わってリアル路線ですね。

 

倉木麻衣の主題歌がマッチしている

桜

曲名は「Time After Time~花舞う街で~」

コナンの主題歌の定番といえる倉木麻衣さんです。劇場版では「天国へのカウントダウン」の「always」に続き、2回目の担当です。

 

「always」は、アップテンポというかノリノリな感じの曲調のイメージでした。

「Time After Time」は、しみじみとした感じがして、私もこの映画に合っていると思います。

 

平次和葉のラブコメ要素や、ギャグ要素が面白い

序盤から平次の幼馴染をめぐり、和葉はやきもきしながら話が進んできます。平次と和葉のやりとりが中心の作品ということで、平次と和葉が好きなファンにとっては好評なようです。

 

さらに、細かいギャグ要素も面白いところです。個人的には、コナンの「それは前にあっただろ」というメタ発言みたいなツッコミが好きです。

 

盗賊団「源氏蛍」のメンバーに数字が入っていたことから、

14番目の標的」のように名前に数字が入った人物が狙われるのでは?

と小五郎が言ったことに対するツッコミです。

 

源氏蛍の一覧
  • 源義経(みなもとのよしつね)
  • 武蔵坊弁慶(むさしぼうべんけい)
  • 備前郎(びぜんのへいしろう)
  • 駿河郎(するがのじろう)
  • 亀井郎(かめいのろくろう)
  • 鷲尾郎(わしのおのななろう)
  • 片岡郎(かたおかのはちろう)

Twitterの評判

 

 

 

まとめ

この記事では、劇場版名探偵コナン「迷宮の十字路」について、爆発がないのに人気の理由を調べてみました。

  • アクションは控えめだが、謎解きが多い
  • 京都が舞台で映像がきれい
  • EDがマッチしている
  • 平次和葉のラブコメ要素や、ギャグ要素が面白い

 

派手のシーンが多めな、劇場版名探偵コナンの作品も、面白いと思います。

ですが、原作漫画のようなミステリーとラブコメ中心の今作も負けず劣らず面白いですよね。

 

いずれまた見れる機会があれば、見たい作品です。

 

 

関連記事