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「幻影の覇者 ゾロアーク」レビュー・考察・感想。親子の活躍で超人を撃破

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劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール 幻影の覇者 ゾロアーク [DVD]

劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク」(2010)はポケモン映画シリーズの第13作目の作品です。

 

この映画はパッケージにもありますが、エンテイセレビィなどの過去の映画のポケモンが再登場しており、伝説ポケモンが多く出てきます。

 

これらの伝説ポケモンは「金銀」シリーズのポケモンで、当時発売されていた「ハートゴールドソウルシルバー」のゲームに関連しているようですね。

 

そして、未来が見えるという力を持った人間が登場し、もはや〇〇ピース並の超人的能力を持っています。

 

今回の記事ではそんな「幻影の覇者 ゾロアーク」を見たことがなかったので、見てみた感想、考察、レビューを行っていきたいと思います。

幻影の覇者 ゾロアーク」レビュー・考察・感想

いよいよ人間も現実離れ

映画オリジナルの悪役であるコーダイ(声:陣内孝則)は未来を見る能力を持った人間という設定。

もともとそのような力持っていたわけではないですが、セレビィの「時の波紋」の力によって未来が見えるようになりました。

 

前作の「アルセウス 超克の時空へ」のシーナもポケモンと心を見せ合うという人間離れした能力をもっていましたが、今作でも出てきました。。

 

ポケモンだけでなく人間も何かの能力に目覚めつつあるのか?(笑)

 

現実離れした能力をポケモンがもつのであれはポケモン映画なのでわかりますが、この映画では人間のほうがどうにかなっています。

 

コーダイが未来を見る能力を得た代償に町の自然が枯れるという状況に。

 

今作の悪役のコーダイはポケモン映画史上でもかなり悪い人間という印象でした。

 

ゾロアークを痛めつけ、セレビィも苦しめて、ゾロアを盾にして・・

 

ラティオスラティアス」の怪盗のように、軽い感じでもなければ、「ジラーチ」のときのように反省する様子も見えません。

 

コウダイの動機も未来を見て巨万の富を得るという理由で自分本位でした。

 

同情の余地はないですね。

セレビィは別個体?

セレビィ(声:釘宮理恵)は第4作「セレビィ 時を超えた遭遇」でも出てきたポケモンですが、そのときとは別の個体なんでしょうね。

 

前の映画ではセレビィが何体も出てきていましたから唯一無二の存在ではなさそうでしたし。

 

また、セレビィはサトシのことを特に覚えているような様子もなかったですし、逆にサトシもセレビィに対して「また会ったな」みたいな様子もなかったので。

 

今回もかなり痛めつけられてしまいますが、枯れてしまうところまではいかず、タケシの手当でなんとか動ける程度で済んでよかったですね。

ゾロアークよりゾロアがメイン?

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タイトルのポケモンゾロアーク(声:朴璐美)ですが、メインで活躍するのはその子供のゾロア(声:間宮くるみ)のほうでした。

 

ゾロアークはコーダイに捕らえられており、

「ウォァー!」

などと、うめき声のような声しかほとんど出していません。

 

一方でその子供のゾロアは言葉を話すポケモンでした。

ゾロアークの言いつけで話さないように言われていたようなのでゾロアークのほうも話せるのかもしれませんが、結局映画の中ではゾロアークは話すことはなし。

 

伝説ポケモンとかでもなさそうですが、何の前触れもなくサトシたちに話しかけています。

 

サトシたちに「仲間にしてやる」みたいなことをいいますが、シェイミのときほどは生意気ではなく、普通に接していました。

 

戦闘面ではゾロアークも大暴れという感じなのですが、サトシたちと一緒にいた分だけゾロアのほうがメインっぽさがありましたね。

 

しかしながら、クライマックスではゾロアークの持ち味の「幻影」がコーダイを化かして、ゾロアークとコーダイの対決に終止符を打ってくれます。

 

映画では珍しくサトシがおとなしめ

ポケモンアニメといえばサトシ、ピカチュウが主人公ですが今作ではあまり活躍していない印象でした。

 

なんかサトシは時の波紋のもとへ走るだけで、あまり活躍していない感じです。

 

サトシは体を張って頑張ったというよりも、たまたま出会ったゾロアを気前よく助けるという精神面での活躍が光るのかも?

 

サトシのポケモンピカチュウ以外はゴウカザルしか出てきていなかった?

 

クライマックスもサトシはムウマージによって固まっていた状態で、結局コーダイにとどめを刺したのはエンテイスイクンライコウでした。

 

さらに、その3匹を説得したわけでもないです。

 

いつもなら

「やめてくれ!エンテイ!」

みたいなやりとりがありますがそれもなし。

 

サトシもちょっと疲れたのかもわかりませんね。

 

なお、タケシやヒカリはさらに出番少なめの印象でした。

 

唯一の見せ場は、タケシとヒカリがスタジアムの時の波紋に向かう途中でコウダイを足止めするシーン!

 

と思いきやコーダイの車は素通しでした。見ていたときは「えっ?」ってなったシーンです。

心を揺さぶってくる演出はいい

この作品は見てるものに「ん?」って思わせる演出が何度かあったのはよかったところです。

 

冒頭ではコーダイがエンテイスイクンライコウをつれてポケモンバッカーというスポーツをするシーンがあるのですが、

 

ポケモン映画を見ていた身としては、

「ん?なんで伝説ポケモンの3匹が何者かに捕まっているの?」

と心の中でモヤモヤしましたね。

 

あとは、コーダイにサトシたちが捕まったところとかも、「このあとどうなってしまうんだ」みたいな気にさせられてハラハラ。

 

クライマックスの幻影のところもそうです。ちゃんと伏線もあってそこら辺の演出はしっかりされているという印象でした。

 

演出面で言うと、ゾロアークたちによる戦闘ももちろん見どころではありますね。

 

スイクンたちをを守り神とかいうシーンもありますが、普通に街を破壊しているような・・・

幻影の覇者 ゾロアーク」レビュー・考察・感想まとめ

幻影の覇者 ゾロアーク」はコーダイという悪の超人が敵という展開でした。

 

コーダイを巡りポケモンたちも大暴れという展開も見どころですが、やはりクライマックスのところはしびれます。

 

タイトルの「幻影の覇者」にふさわしいゾロアークの活躍が見られます。

 

サトシたちの活躍は薄目ですが、ポケモンたちの活躍が見ごたえがありました。

 

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