至高のアニメ思考

アニメ、漫画の感想や考察を中心に書いてます!名探偵コナン、ポケモンアニメを主に扱っています。

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「破壊の繭とディアンシー」レビュー・考察・感想。

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劇場版ポケットモンスターXY 破壊の繭とディアンシー [Blu-ray]

 

ポケモン・ザ・ムービーXY 破壊の繭とディアンシー」(2014)はポケモン映画シリーズの第17作目の作品です。

 

ポケモンアニメのXY版としては最初の劇場版作品。

 

ところで、ポケモン映画シリーズは17作目となりますが、当時のポケモン映画の興行収入は伸び悩んでいたのです。

 

ポケモン10作目の「ディアルガVSパルキアVSダークライ」のときは興行収入50.2億円だったのですが、そこから徐々に興行収入は下降していました。

 

そして、この「破壊の繭とディアンシー」でついに興行収入29.1億円と30億円を割り込んでしまったのです。

 

そんな作品の「破壊の繭とディアンシー」は果たして面白いのか?

 

ということで実際に見てみたので感想、考察、レビューを行っていきたいと思います。

破壊の繭とディアンシー」レビュー・考察・感想

ディアンシーがかわいい

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タイトルのポケモンディアンシー(声:松本まりか)はダイヤモンド鉱国のお姫様という設定。

 

お姫様といっても気が強いとか態度がでかいとかそういうタイプなく、純粋な感じで単純にかわいい子って感じです。

 

いつものポケモン映画と同じくサトシたちと一緒に行動しますが、今作はそこまでシリアスな感じではなく通過儀礼みたいな感じです。

 

出だしの流れはルギア爆誕とかと似てるかも?

 

ディアンシーの純粋でありながらも姫として義務を全うしようという感じがとてもいいキャラだと感じます。

 

「許します」のところとか、ちょっと抜けたところがあるところとかもかわいいポイントですね。

映画全体のストーリーも面白い

ディアンシーがダイヤモンドを作る能力があることから、ディアンシーを狙う人間たちが何人か出てきて、どれもこれも欲深い連中ばかりです(笑)

 

その連中にある意味お仕置きをするのがイベルタルなんですけど、次々と破壊行動を起こして大ピンチになる流れ。

 

ここら辺も当時のポケモン映画の中でもハラハラの展開で面白いです。

 

なんとかイベルタルを止めたと思ったあとのピカチュウのシーンも久々に泣きそうに。。。

 

総合的に見てポケモン映画シリーズの中でも上位にあげていい内容でした。

 

なんですけど、一つ注文をつけたいところがありまして、ディアンシーを狙っていた盗賊ですよ。

 

赤い服装のマリリン(声:足立梨花)と青い服装のニンジャ(声:山寺宏一)という2人が、なんかよくわからんのですが最終的には結婚しているんですね。

 

これいらんでしょ。

 

何を狙ったのかわかりませんが、流れも何もなく結婚というのはちょっと違和感しかなくてマイナス材料ですね。

 

「七夜の願い星 ジラーチ」のときみたいに多少エピソードがあったりしたら、まだ受け入れられたのかもわかりませんがね。

 

短編映画の都合で尺が75分と短いので、ストーリーの整合性はどうしても不足感が出てきてしまうところは仕方ないのかもしれません。

ロケット団もストーリーに絡んでくる

今作は久々にロケット団もストーリーに絡んでいてよかったです。

 

ダイヤモンドを手に入れたと思ったら、はかなく崩れていくのですが、そこはいつも通りの流れという感じでポケモンアニメの"らしさ"を出してくれています。

 

直近のポケモン映画ではサトシと会話することすらなかったですからね。

シリーズを見てきた者としてはさみしかったんですよ。

 

ポケモンアニメシリーズではサトシピカチュウロケット団だけがずっと出続けているわけですから、映画でも出番は欲しいんです。

 

じゃないとポケモンアニメ映画って感じがしないんですよね。

 

セレナが堂々とサイホーンを盗む?

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XYシリーズで登場したメインキャラにセレナ(声:牧口真幸)がいます。

 

セレナがサイホーンレースの練習をしているという設定があるのですが、

 

そのためか、サイホーンに勝手に乗って逃げるシーンがあります。

 

ロケット団たちのことを人のポケモンを取るのは行けないと言いながら・・・

だったのでこのシーンはちょっと笑いました。

破壊の繭とディアンシー」レビュー・考察・感想まとめ

破壊の繭とディアンシー」はディアンシーのかわいさとストーリーの流れ、クライマックスのハラハラ感などを考慮すると、ポケモンアニメ映画シリーズでも上位にあげたい作品という印象でした。

 

ただ、冒頭で述べた通り興行収入の面では苦戦しているという何とも言えない結果になっています。

 

後々で興行収入だけでつまんなそうと評価されかねないと思うともったいない気持ちになりますね。

 

どうやらこの時期は「妖怪ウォッチ」がブームとなっていたことが一つの要因にあるようです。

 

子供向け作品としては高い壁だったのでしょうね。

 

でも、「破壊の繭とディアンシー」はかなり大人にも子供にもお勧めできる内容だったと言えます!

 

ちなみに、ディアンシーがサトシたちと出会う前の話を描いたアニメもあります。

鉱国のプリンセス ディアンシー」というタイトルです。5分程度の内容です。

U-NEXTで配信がありますので、気になる方はこちらも見てみるとよいでしょう。

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