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【緋色の弾丸】こんなのありえない!?ありえないシーン5つを厳選して紹介!

(PR)本ページはプロモーションが含まれています。

名探偵コナンシリーズの劇場版「緋色の弾丸」は、2021年4月に公開された作品であり、映画化作品としては24作目となります。

 

この映画は、コナンシリーズの作品の中でもトップクラスのアクションシーンが多く、観客を圧倒しました。赤井秀一の登場や、リニアモーターカーを利用したシーンも話題となりました。

 

そして、2022年3月現在、緋色の弾丸は日本映画興行収入ランキングでシン・エヴァンゲリオン劇場版に次ぐ2位の76.5億円となっており、その魅力は時を超えて人々を惹きつけ続けています。

 

ところで、緋色の弾丸はコナン映画シリーズに負けず?ありえないシーンがありますよね!

 

そこでこの記事では、本作品の中で特にありえないと思われるシーンを5つ選んでみました!

 

ありえないというのはあくまでも個人の見解であり、映画自体のおもしろさとはまた別物なのでその辺はご承知おきください。

 

※ネタバレを含みます。未視聴の方は注意してください。

 

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「緋色の弾丸」ありえないシーン5つ選んでみた

緋色の弾丸についてのありえないシーンを見ていきます。

ネタバレを含むので注意してください。

人が射殺されても発進するモノレール

映画冒頭で15年前のアメリカでの事件のシーンがあります。

 

両手を後ろ手に縛られた男性が、拳銃を持った人物から逃げ、モノレールの駅までたどり着きました。

 

しかし、モノレールに乗り込もうとした瞬間に銃撃され命を落としました。

 

モノレールの乗客や駅はパニックになり、銃撃された周辺からは人が逃げ出す騒ぎに。

やがて、モノレールの中には撃たれた男のみとなりました。

 

ところが、モノレールは発車のベルが鳴るとドアが閉まり何事もなかったかのように発進していました。

 

これはいくらなんでもありえないように思います。

 

あれだけの騒ぎが起きて駅員や車掌が気づかないとは思えないのですが…

 

仮に無人駅だったとしても、電車が停車している際は車掌は客が乗り降りする様子を見ているはずですよね。

 

しかも、銃で撃った男はモノレールの扉の近くで、扉が閉まるのをただ見送っていたので、様子見ぐらいしそうな気がします。

 

パーティー会場での鈴木史郎拉致事件

WSG東京開催1か月前の記念パーティーでの事件です。

 

パーティー会場が急に停電になり、30秒ほど暗闇状態となります。

作品中で灰原が停電していたのは30秒くらいだという発言があります。

 

そして、明かりがついたと思ったら鈴木園子の父、鈴木史郎の姿がありませんでした。

 

停電中にコナンはスタンガンの光を見ており、鈴木史郎は何者かによって連れ去られたと推測します。

 

犯人がパーティー会場から鈴木史郎を運び出した方法は、食事を運ぶワゴンの下部分に乗せて運ぶというものでした。

 

ワゴンの下は布で隠れているため、他の人に気づかれずに運び出せるというわけです。

 

この拉致事件で個人的にありえないと思ったポイントは2つです。

  • 停電で暗闇にしてもスマホがあれば照らすことが可能
  • 鈴木史郎の体格では短時間で運ぶのは難しい

停電で暗闇にしてもスマホがあれば照らすことが可能

まず、停電中に人を連れ去るには暗闇状態を維持し続けなければいけませんが、今の時代はスマホがあればある程度は照らせるはずです。

 

スマホをもっている人は大勢いるのは自明なわけで、この犯行計画は相当危険で、実際に行うには無理があるという印象ですね。

 

鈴木史郎の体格では短時間で運ぶのは難しい

もう一つは鈴木史郎の体格はそこそこ大きいため、短時間で運べるのかというところです。

 

鈴木史郎は阿笠博士や目暮警部と同じような恰幅のいい体格で、体重は80Kg以上はあるように見えます。(たぶん)

 

そんな人間を30秒足らずの間に周囲の人間に気づかれずに運ぶのは、相当危険な犯行の気がします。

 

鈴木史郎が居た場所から、食事のワゴンまではおおよそ10mくらいはあるように見えましたので、気絶させる⇒ワゴンまで運ぶを30秒の間で行えたのは奇跡的と言っていいでしょうね。

 

もちろん、「誰にも気づかれず」という条件付きですから。

万一、誰かにぶつかったりしたらアウトです。

 

しかも、今回の犯人の目的は元FBI長官のアラン・マッケンジーで、拉致した人は殺すつもりがなかったとのちに供述しています。

 

本来の目的のアランを殺害する前にこんな危ない犯行をするとは…

 

元太の嗅覚がまるで犬

これは半分ネタだとは思いますが、元太は連れ去れたワゴンに乗っていたのがウナギ料理だったことから、ウナギのにおいを頼りに拉致された鈴木史郎の居場所を特定しました。

 

ウナギの匂いを嗅ぎながら行き先を探る元太の姿はまるで犬…!

 

ありえないといえばありえないのですが、元太のウナギ好きは周知の事実だったので、個人的には、まあまあ納得できました(笑)

 

アランが残したボールペンと栄養ドリンク

WSG会長のアランは、名古屋空港の病院で健康診断をしている際に拉致されました。

 

犯人によって、トランクに詰め込まれた状態で運ばれてしまい、超電導リニアに乗せられていました。

 

コナンと世良真純はアランが超電導リニアに乗せられ、そこで犯人が殺害するという狙いを見抜き、リニアが出発する寸前で、乗り込むことに成功しました。

 

その後、リニアの中でアランを探しますが、拉致されたアランは手がかりを残していたのですが…

 

  • 持っていたボールペンを落とした
  • トランクの車輪に栄養ドリンクを付着させて痕跡を残した

 

リニアの中でコナンと世良真純はこれらの手がかりを元に、アランを見つけ出すことに成功しました。

 

でも…、トランクに閉じ込められていたのにこんなことできるんでしょうかね?普通に考えたらありえないのでは?

 

アランがトランクから発見されたとき、その手は縛られていましたし、両膝を曲げてうずくまるような体制でした。

 

そんな状態でどうやってトランクの外にボールペンや栄養ドリンクの痕跡を残した?

 

って考えるとさすがにありえないと個人的には思いました。

 

特に栄養ドリンクは蓋を開ける必要がありますからねえ…まー無理がある気がしますよね…

 

赤井秀一の狙撃

赤井秀一は持ち前の狙撃で、なんとリニアの線路上から走行中のリニアに乗った犯人を狙うのですが、ありえるのでしょうか?

 

まず、あのシーンで考えることとして

  • 弾丸が数十キロ離れたところまで届くのか
  • リニアの速度に対して弾丸は追いつけるのか
  • 犯人の位置にうまく弾丸を命中させられるのか

というような疑問が上がります。これらを見ていきたいと思います。

 

弾丸が数十キロ離れたところまで届くのか

赤井秀一が撃ったとき、リニアは山梨付近にあることが作中で言及されます。

そして、銃弾が数十キロ離れたところまで届くというシーンは、観客にとっても驚きと共に疑問を抱かせる要素の一つでしょう。

 

銃弾は通常、重力の影響を受けるため名古屋と山梨ほどの遠距離には届かないことになります。

 

銃弾は秒速で500m~1000mくらいなので、普通の状況では当然ながら届きません。

 

ですが、真空トンネル内では話が変わってきます。

 

キャメルの説明によると

「電磁石にくっつかない銀の弾丸は、リニア浮上用の電磁石との電磁誘導により浮上し、時速1000kmもの速度になる。

真空トンネル内では重力と空気抵抗の影響を受けずリニアを追うことができる。」

 

なので、弾丸はリニアに届くようですね!?

 

なお、赤井はこの時に備えて、鉄の弾丸ではなく、銀の弾丸を用意していました。

 

銀の弾丸であればリニアに使用されている磁力で吸い寄せられることがなくなるためです。

 

本当か…?

 

確かに真空トンネル内ならできるのかもしれないですね…よくわからんですが。

 

キャメルは一応理屈を説明してくれてはいるのですが、見ているときだと「なんで届くの???」って思いますね。

 

リニアの速度に対して弾丸は追いつけるのか

リニアは真空トンネル内では時速1000kmもの速度で走行するため、銃の弾丸と言えども追いつけるのかという疑問が出てきます。

 

銃弾の速度が仮に秒速500メートルだとすると、時速では1800kmになります。

 

しかも、キャメルは「もし、リニアが急減速し、しかもその時間が長く続けば銀の弾丸はリニアの超軽量素材を貫きます。」

 

と言っているので、後追いで撃った弾丸でも、まあ追いつけそうですね!?

 

映画でも実際にブレーキがかかっていますから。

 

犯人の位置にうまく銃弾を命中させられるのか

銃弾は通常、数百メートル以上の距離でも精度が大きく低下してしまいますが、この映画ではそうした距離に比べてはるかに長い距離の狙撃です。

 

赤井秀一は原作では700ヤード(約637m)離れた位置から狙撃したシーンもあります。

 

原作49巻File4、アニメ425話「ブラックインパクト!組織の手が届く瞬間」では、ジンを700ヤード以上離れた位置から赤井が狙撃していました。

 

ですが、この700ヤードをはるかに超える長さで正確に撃てるのでしょうか!?

 

物理的な意味では狙撃の実現の可能性はあり得るのでしょうが、現実問題として人間にこれだけ離れた距離を狙撃することは可能なのかということです。

 

ここで問題になるのが高さだと思います。

 

赤井はリニアの線路上から銃を発射しました。その後、キャメルの説明の通り、弾丸はトンネルに入り電磁誘導の原理で浮いたまま進みます。

 

しかし、リニアの中にいる人の高さと線路上の高さは違うはずですし、トンネルに入るまでは重力の影響で弾丸はわずかに斜め下向きに進むはずです。

 

よって、トンネルに入った瞬間にちょうどいい高さにしないといけないわけで、赤井といえどもかなり難しい気がして、無理なんじゃないのかなあと思いました。

 

まあでも、コナンの中でもずば抜けた狙撃の腕がある赤井秀一なら…というところでしょうね。

 

クライマックスのリニアの挙動全般

リニアにのったコナンは犯人を捕らえましたが、共犯者であり、リニアのエンジニアの井上治によって、リニアは加速し始めました。

 

このままだと芝浜駅に突っ込んでしまうため何とかしようとするわけですが、リニアを止めるまでの展開はさすがにあり得ないと思ってしまいました。

 

万国旗のパラシュートとコナンのボール射出ベルトでうまくリニアを宙に浮かせて、芝浜スタジアムに突っ込んでいくもなぜか無事に生還します。

 

ラストについては、ありえなさすぎてポカーンとなりましたね…

なぜ助かったんだろう…

 

近年のコナン映画のアクションについては理屈とかで考えても仕方ないのですが…

 

「緋色の弾丸」ありえないシーン5つまとめ

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今回の記事では、緋色の弾丸のありえないと思ってしまうシーンを5つ選んでみました!

  1. 人が射殺されても発進するモノレール
  2. パーティー会場での鈴木史郎拉致事件
  3. アランが残したボールペンと栄養ドリンク
  4. 赤井秀一の狙撃
  5. クライマックスのリニアの挙動全般

最初の3つは、細かいところなのであまり気にならない人も多そうですね。

 

同じような意見をあまり見たことがありません…

 

一方で、赤井の狙撃とクライマックスのリニアは誰もがありえないと思ってしまうシーンなのではないでしょうか。

 

Twitterでも結構この2つについて、ありえないと言っている意見のがありました。

 

 

まあでも、狙撃は赤井さんだから…で通りそうですし、クライマックスのリニアもコナン映画だしまあ…で受け入れられるような気もしますね。

 

ただ、現実では起こりえないような離れ業もあるのがコナン映画の醍醐味といっていいと思いますし、アニメの映像でしか感じることができない要素でもあると思うので、なんだかんだこれからの映画でも楽しみです。