「名探偵コナン 異次元の狙撃手（スナイパー）」は2014年に公開のコナン映画シリーズ18作目の作品です。
異次元の狙撃手ではFBIのメンバーや世良真純などのメンバーが映画初登場を果たすなど、原作の内容が多く取り入れられています。
その中でも、沖矢昴に関して衝撃の事実が明かされるんですよね。
それは、ラスト5秒に赤井秀一の声で「了解」と答えること。
沖矢昴=赤井秀一
って今となっては周知の事実ではあるのですが、
「当時の反応ってどんなだったんだろう？」
って気になりませんか？
そこで、この記事では異次元の狙撃手のラスト5秒の「了解」というシーンについて当時の反応をSNSから拾ってみました。
当時の反応を見るとあの衝撃をいくらか味わうことができるのでぜひ見てみてください。
※ネタバレを含みます。注意してください。
異次元の狙撃手のラスト5秒の「了解」が意味することとは？
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みなさんは、異次元の狙撃手の目玉ともいえるラスト5秒の「了解」が意味することは何だと思いましたか？
映画ではラスト5秒の出来事だったこともあり、なぜ赤井の声にしたのかの説明はありませんでした。
単なる演出と言えばそれまででしょうが、ストーリーとしての意味合いがあるのかを考えてみます。
ラスト5秒で沖矢昴が犯人を狙撃した後、赤井秀一の声で「了解」
赤井の声の意味合いの前に、ラスト5秒の状況をおさらいしておきます。
「あれ？なんで昴さんが狙撃してるの？」
視聴者のそんな疑問はまもなく晴れます。
事件後にFBIのジェイムズ・ブラックから沖矢昴のもとへ連絡が入ります。
そして、沖矢は最後に一言返しました。
「了解」
その声は来葉峠でキールに撃たれたはずの赤井秀一のものでした。
狙撃は沖矢昴ではなく赤井秀一の「領域」だから？
沖矢は「了解」という直前にチョーカー型変声器のスイッチをわざわざ切っています。
映画の演出といってしまえばそれまでですが、なぜこんなことをしたのでしょうか？
明言されてはいないので、あくまで予想ですが、遠距離の犯人の狙撃は「赤井秀一」の領域という意思があったのではないでしょうか。
FBIとして、犯人を狙撃するというのはいわば裏の世界。ただの大学院生「沖矢昴」の仕事ではないんだということです。
事実として、劇場版名探偵コナン24作目の「緋色の弾丸」でも、犯人を追いかけるときは沖矢昴の姿ですが、リニアに向かって銃を撃つときは赤井の姿になっています。
もちろん、普段はジョディやキャメルがそばにいるため、赤井の声では話せませんが、正体を知っているジェイムズには、FBI「赤井秀一」として返答したということかもしれません。
事件解決には赤井の狙撃が必要だった
また、赤井が死んだことは知られたくないはずなので、本当は赤井抜きで犯人のケビン吉野を捕らえたかったところだとは思います。
ただ、犯人も凄腕のスナイパーということで、赤井の狙撃能力に頼らざるを得ないところもあったのでしょうね。
「異次元の狙撃手」の登場人物：マーク・スペンサーのセリフに
「スナイパーに勝てるのは、スナイパーだけだ」
というのがあった通り、今回の犯人相手には赤井の狙撃力が必要だ。となったのではないでしょうか。
実際、赤井さんはむちゃくちゃ頼りになるから仕方ない・・・
当時は沖矢昴の正体は明かされていなかった
ラスト5秒の「了解」に反応する理由ですが、当時は沖矢昴の正体が不明でした。
このような流れです。沖矢昴初登場から、「異次元の狙撃手」公開までおよそ6年もあります。さらに、アニメ版を含めた流れを簡単に並べておきます。
赤井秀一がキールに撃たれる（原作59巻：2007/10/18発売)
| アニメタイトル | 赤と黒のクラッシュ 殉職 |
|---|---|
| 話数 | 第504話 |
| 放送日 | 2008年5月19日 |
| シーズン | シーズン13 |
| 原作漫画 | 59巻(2007/10/18発売) |
沖矢昴初登場（原作60巻：2008/01/12発売)
| アニメタイトル | 赤白黄色と探偵団 |
|---|---|
| 話数 | 第509話 |
| 放送日 | 2008年7月14日 |
| シーズン | シーズン13 |
| 原作漫画 | 60巻(2008/1/12発売) |
「異次元の狙撃手」公開 (2014/04/19)
沖矢昴が赤井秀一だと判明（原作85巻：2014/12/18発売)
| アニメタイトル | 緋色の真相 |
|---|---|
| 話数 | 第783話 |
| 放送日 | 2015年6月27日 |
| シーズン | シーズン20 |
| 原作漫画 | 85巻(2014/12/18発売) |
原作を見てきたファンにとっては面白い演出
原作では6年間近く謎に包まれていた答えを劇場版名探偵コナンで明かすとは、制作側もなかなか粋な演出ですねー。
そのため、当時映画館で見た人だけが味わえる興奮と言ってよいのではないでしょうか。
ただ、コナン映画のシリーズの中でもかなり原作の流れを取り入れた内容となっているため、原作を追っていない人だとよくわからなかったかもしれません。
ラスト5秒の「了解」に対する当時の反応は？
公開当時は原作でも沖矢昴の秘密が明かされていなかったわけで、ラスト5秒に赤井秀一の声で「了解」と言った件については、公開当時の反応が一番貴重とも言えますよね。
そこで、異次元の狙撃手の公開当時の反応を見ていきたいと思います。公開年の2014年ともなればSNSも浸透しており、当時の反応もいくつか見ることができました。
Twitterの反応を紹介
異次元の狙撃手の公開日の2014年4月19日から1か月くらいのツイートを見てみます。
異次元の狙撃手のラストについて当時、いったいどのような声があがっていたのでしょうか！？
赤井の声で「了解」のインパクトは鳥肌もの！？
当時の視聴者としては率直にラストの衝撃が高く、鳥肌が立ったという意見も見られました。
異次元の狙撃手最後鳥肌たった
— kaku (@kaku112767) April 27, 2014
名探偵コナン異次元の狙撃手、マジで面白かった(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))アクションが半端ないね。凄いこと分かるし！絶対に見た方がいい！
— HIROKI😈🧸🍼⚔ (@hi_kuuuuun48) April 24, 2014
先日、映画館で異次元の狙撃手を観てきました！改めてあのセリフのインパクトはスゴいなーと(笑) #conan_movie
— 北田修一 (@kitada0930) April 30, 2014
異次元の狙撃手の公開は2014年4月19日です。上記3つの意見は4月中のものですが、コナン映画といえばゴールデンウイークに向けて公開という面が強いです。
なので、ネタバレには気を使いつつもラストの衝撃を表現したツイートでしょう。
原作の秘密を映画で初披露という初の展開は、やはりコナンファンに刺さりますね！
抑えきれず？沖矢昴に何かあったことを匂わせてしまう！？
沖矢昴が映画で何かあったことを示唆するツイートもありました。
異次元の狙撃手の最後の沖矢昴の「了解」が置鮎龍太郎さんの声か池田秀一さんの声かで彼の正体を推理する声優クラスタ。
— bear@ﾋｷﾆｰﾄ&双極性障害Ⅱ型? (@bear_Rits_Conan) April 24, 2014
異次元の狙撃手見てきたそこの貴方、何度も言いますが昴さん関連はトップシークレットで。「昴さんは映画でもマジハイスペックで昴さんが昴さんで昴さんだった」くらいで留めてください。あれはヤバい。
— 悠雨👓推し鯖実装祈願 (@hokorinikakete) May 4, 2014
ここでピックアップしたのは、ネタバレをどうこう言う意図ではないです。
ただ、ネタバレに多少気を使っていそうなんだけど、かなり漏れてしまっているというところに、衝撃のすごさが現れているなーって思いますよね。
映画の中で赤井秀一の姿が描かれているわけではないのですが、コナンファンにはあの声だけでもう興奮ものなんですよね。
「沖矢昴＝赤井秀一」だったのよ！まじかーって。
当時の映画館では赤井ファンが感極まる？
最後に、当時の映画館でのリアルな心境や反応を伝えてくれたツイートも取り上げます。
名探偵コナン・異次元の狙撃手。ミステリってよりもサスペンス色が強かったなぁ。あとはあれ、やっぱり「異次元の狙撃手」でした。ラストシーンは口元押さえて泣くのこらえてました #conan
— あーやんぱす@中さん大好きおじ (@Ahya_magica) April 24, 2014
もっぺん異次元の狙撃手観てきた。
— しん【羊毛フェルト作家】 (@nyankoshin) May 24, 2014
まわりが腐女子っぽい人多いなぁって思ってたらラストシーンでキャーキャーわいてた。
いや、気持ちは痛いほどわかるがまだ主題歌といつもの後日談あるんだけどなぁ
赤井ファンには青天の霹靂ともいえる展開ですからねー。
赤井秀一は原作ではすでに死亡していることになっていたわけですから、感極まった人もいたのでしょうね。
一応書いておきますが、映画館ではなるべく静かに見ましょう（笑）
異次元の狙撃手のラスト5秒の「了解」まとめ
この記事では、異次元の狙撃手のラスト5秒で赤井秀一の声で「了解」と言ったシーンについて、その理由や当時の反応をまとめました。
赤井秀一の声で「了解」と言った意味は、狙撃はあくまでFBI「赤井秀一」の領域というのが個人的な予想です。
そのほか、公開当時の反応を見てみると、
鳥肌が立ったという意見や、映画館で泣きそうになった方や歓声？が上がったという話もあり、とても大きな衝撃だったようですね。
これも、原作の流れを把握しているというのが前提ですので、原作をしっかり押さえてから見たい作品ですね。
今回は異次元の狙撃手のラスト5秒に着目しましたが、映画全体については以下の記事にまとめています。
名探偵コナン 異次元の狙撃手のネタバレ！あらすじと犯人、結末も紹介
