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アニメ、漫画の感想や考察を中心に書いてます!名探偵コナン、ポケモンアニメを主に扱っています。

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コナンでよく見る青酸カリとその他の毒物まとめ!

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「コナンは青酸カリをいつ舐めたのか」

「毒殺は青酸カリだけなのか」

 

そんな疑問について回答すべく、今回はコナンによく出てくる青酸カリについて、

そして、そのほかの毒についてもまとめてみました。

 

毒の使用はくれぐれも真似しないように・・・

 

※ネタバレを含みます。注意してください。

コナンに限らず、アニメを無料で視聴できるサービスのまとめも作成していますので、興味がある方はこちらもぜひ。

suzuki2018.hatenablog.com

 

コナンではおなじみの青酸カリ

名探偵コナンの毒物として、おなじみの青酸カリ

以下のような特徴があります。

  • 正式名称はシアン化カリウム
  • 致死量は0.2~0.3グラムと、微量で死に至らしめるレベル
  • 胃酸と反応して有毒ガスを発生
  • 有毒ガスのにおいはアーモンド臭と言われる

「青酸カリ」の「カリ」カリウムのことです。

 

青酸カリを口から摂取すると有毒ガスが発生し、窒息死します。

コナンでよく首元を抑えて苦しんでいるのはそのためでしょう。

「ペロ・・・これは青酸カリ!!」は改変ネタ

本来のセリフは

「ペロ・・・これは麻薬!!」

で、青酸カリというのは何者かによる改変ネタです。

 

元ネタのセリフが登場したのが、アニメ第11話「ピアノソナタ月光殺人事件」です。

名探偵コナン(7) (少年サンデーコミックス)

アニメタイトル 第11話「ピアノソナタ月光殺人事件」
アニメ放送 1996年4月8日放送
アニメシーズン シーズン1
原作漫画 7巻File2~7

まあ、青酸カリをちょっと舐めたくらいでは死ぬ可能性は低いでしょうが、当然危険な行為であることに変わりはないでしょう。

 

なお、麻薬をなめているのはマンガ版のみ。

アニメ版ではそのシーンはなくなっています。

さすがに、少年が麻薬をなめているシーンは問題があると判断されたのでしょうかね?

 

この「ピアノソナタ月光殺人事件」は人気の話で、2022年にリメイク版が放送されています。

 

 

青酸カリ登場初期はマンガ版のみ吐血していた

コナンで青酸カリが初めて登場したのが、第13話「奇妙な人探し殺人事件」です。

名探偵コナン(2) (少年サンデーコミックス)

アニメタイトル 第13話「奇妙な人探し殺人事件」
アニメ放送 1996年4月22日放送
アニメシーズン シーズン1
原作漫画 2巻File4~6

青酸カリは有毒ガスの窒息死のはずなので、血を吐くというのは考えにくいはず?

しかし、コナン初期の話ということもあり、その辺は厳密ではなかったのでしょう。

 

なお、この話は前半部分は原作通りですが、後半は原作と異なった結末となっております。

 

漫画版のみ青酸カリにより死亡した男が吐血しているような描写があります。

 

2回目に青酸カリが登場したのが、第42話「カラオケボックス殺人事件」です。

名探偵コナン(5) (少年サンデーコミックス)

アニメタイトル 第42話「カラオケボックス殺人事件」
アニメ放送 1996年12月16日放送
アニメシーズン シーズン1
原作漫画 5巻File6~9

この事件では、カラオケボックスでおにぎりを食べた男が突然血を吐き、倒れます。

 

そして、コナンが倒れた男のそばで

「この臭いは青酸カリ・・・」

と言います。

この話で、吐血するのはマンガ版のみで、アニメ版では血を吐かずに現在と同じように苦しんで倒れこんでいます。

 

この事件以降の青酸カリによる殺害では血を吐くことはなくなっています。

劇場版での毒殺事件

劇場版も数多く上映されている名探偵コナンですが、劇場版では第8作「銀翼の魔術師」と第26作「黒鉄の魚影」で毒による殺人が発生しています。

劇場版名探偵コナン 銀翼の奇術師 (Blu-ray)

飛行機の中で毒殺が発生

コナンたちはキッドから宝石を守ったという打ち上げの名目で北海道へ向かうことになります。

その飛行機の中で、チョコレートを食べた女性が突如

「うっ!あああああああ」

と苦しみだし、倒れてしまいました。

 

倒れた女性のかたわらでコナンは小五郎に

「おじさん、アーモンド臭がする」

といつも通りの発言。

 

それに対して小五郎は

「ああ、青酸中毒だな・・・」

アーモンド臭が常識かのような反応を見せています。

 

この事件では確かに、青酸カリは口に含んでいますが、死ぬほどの量かは不明です。

まあ、アニメ映画ということもありそこら辺は雰囲気の問題でしょう。

 

黒鉄の魚影ではシンナーのにおい

 

 

黒鉄の魚影でも毒殺事件が起きます。レオンハルトがパシフィックブイの中でピンガにやられます。

 

ただ、このときコナンは最初シンナーのようなにおいがするといい、青酸カリとは断定できません。

劇場版では毒説は地味?

コナン本編ではおなじみの毒殺は劇場版では意外にも少ないのですが、まあ、毒殺というのは見た目には地味なので映画ではなかなか登場しづらそうではありますね。

 

やはり、劇場版は爆弾による派手なアクションや銃による狙撃などが好まれるといってもいいでしょう。

毒で自殺しようとする犯人もいた

毒による殺人は「銀翼の魔術師」のみです。

 

ですが、第5作「天国へのカウントダウン」では、コナンによってあばかれた犯人が毒と思われる物質を口にしようとします。

しかし、コナンは時計型麻酔銃で犯人を眠らせ、自殺を阻止しました。

 

この毒がどういうものかは特に説明はありませんでした。

コナンに登場するそのほかの毒物

ここまで青酸カリについて触れてきましたが、

青酸カリのほかにも名探偵コナンには、毒物や薬物が登場します。

 

それほど多くはないもののそれぞれについての登場回についてまとめてみました。

苛性ソーダ

苛性ソーダが登場する回

名探偵コナン(8) (少年サンデーコミックス)

アニメタイトル 第18話「6月の花嫁殺人事件」
アニメ放送 1996年6月3日放送
アニメシーズン シーズン1
原作漫画 8巻FIlE8~10

苛性ソーダは、レモンティーに混入されて花嫁の女性を毒殺しようとするために犯人が使用しました。

 

苛性ソーダ入りのレモンティーを飲んだ花嫁の女性は、血を吐き出し倒れこみました。

苛性ソーダは劇薬

「苛性ソーダ」は正式名称は水酸化ナトリウムと言います。

劇薬で、強力な腐食作用をもち、皮膚などに触れただけでも危険です。

 

コナンはレモンティーの缶の飲み口が腐食していたのにストローが無事だったことから、苛性ソーダであることに気付きました。

 

そして、「タンパク質を多く含んだ液体(牛乳)で口の中を洗浄させる」という応急処置で命を救いました。

 

ちなみにアニメでは、応急処置の件やそれに関わるセリフは全てカットされています。

アコニチン

アコニチンが登場する回

名探偵コナン(14) (少年サンデーコミックス)

アニメタイトル 第96話「追いつめられた名探偵!連続2大殺人事件」(前半)
アニメ放送 1998年3月23日放送
アニメシーズン シーズン3
原作漫画 14巻FIle1~3

アニメ版では2つの事件が2時間スペシャルとなって放送されていますが、アコニチンが出てくるのは前半の事件のみです。

 

九十九元康というマジシャンがアコニチンにより毒殺されました。

トリカブトからとれる猛毒

作中でコナンはアコニチンについて以下の点を説明しています。

  • 神経を麻痺させる毒の一種
  • トリカブトの根っこや葉っぱから取れる
  • 致死量は2ミリグラム
  • 体内で溶け始めると数分で死に至る
  • トリカブトは毒素を抜いて漢方薬とかにも使う

なお、コナンはこの説明をしたことで蘭に正体が怪しまれます。

このときは、仮面ヤイバーに出てきた怪人が説明したことにして誤魔化します。

今と違ってグーグル検索もないですからね・・・

 

トリカブトは山に生えている植物で、別の山菜と間違えて食べてしまった人が実際に何人か出ています。

中にはそれにより死亡してしまったケースもあります。

自然毒のリスクプロファイル:高等植物:トリカブト

テトロドトキシン

テトロドトキシンが登場する回

名探偵コナン(27) (少年サンデーコミックス)

アニメタイトル 226・227話「バトルゲームの罠」
アニメ放送 2001年2月26日・3月5日放送
アニメシーズン シーズン6
原作漫画 27巻FIle7~9

ジョディが帝丹高校の教師として初登場した回ですが、そのときの毒殺事件に使用された毒がテトロドトキシンという毒でした。

 

フグの毒として知られる毒です。

青酸カリの500倍強力な毒

このテトロドトキシンの説明をジョディがしてくれます。

  • 通称はTTX
  • 致死量は0.5~1mgで青酸カリの1/500
  • 口からなら助かる場合が多い
  • しかし、血液中に注入されると短時間でジ・エンド

テトロドトキシンの一番の特徴は毒性の強さではないでしょうか。

 

致死量が青酸カリの1/500ということで、毒の強さは青酸カリの500倍とも言えるでしょう。

 

青酸カリと比べて致死量がかなり少量のため怖い毒ですが、名探偵コナンの作中ではこの事件のみにしか登場していません。

 

ちなみに、厚生労働省によるとふぐ毒は年間約30件発生し、数人は死亡しているようです。ふぐを食べる人は要注意ですね。

自然毒のリスクプロファイル:魚類:フグ毒|厚生労働省

血糖降下剤

血糖降下剤が登場する回

名探偵コナン(32) (少年サンデーコミックス)

アニメタイトル 第249・250話「アイドル達の秘密」
アニメ放送 2001年9月10日・9月17日放送
アニメシーズン シーズン6
原作漫画 32巻File5~7

血糖降下薬とも言われます。

殺人に利用されているわけではありませんが、犯人が自殺用に摂取したため取り上げてみました。

 

この事件の犯人はアイドル仲間を刺していましたが、自殺するつもりで血糖降下剤を飲んでいました。

血糖降下剤は糖尿病患者用の薬

血糖降下剤は血糖値を大幅に下げる強力な薬で、糖尿病患者に用いられる薬です。

 

ですが、健康な人が飲みすぎると低血糖になり、最悪死に至る恐れがあるものです。

犯人の父親が糖尿病を患っている事からそれを手に入れていました。

 

コナンは犯人の様子がおかしいことと犯人の父親の話を聞いていたことから、血糖降下剤を飲んでいことに気づきます。

 

犯人の命を救うために、コナンは台所にあるシュガースティックを大量に飲ませることで死は免れました。

青酸カリとその他の毒物まとめ

この記事ではコナンでよく出てくる毒物の青酸カリと、その他の毒物、薬物についてまとめました。

コナンで最もおなじみなのは青酸カリですが、そのほかの毒も多少は使用されています。

 

ほかにも毒物はいろいろあるでしょうが、あまりいろいろな種類の毒をだしても毎度毎度説明が必要でしょうし、とりあえず青酸カリにしておこう的な考えがあるのかもしれません。

 

青酸カリについて、再度書いておくと、コナンは青酸カリをなめたことはないということは忘れないでおいてください(笑)

 

臭いをかいでアーモンド臭かで判断していますので・・・

 

青酸カリのほかにも、怖い話や面白い話などもまとめてます。

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