【水平線上の陰謀】蘭の行動はうざいと言われても仕方ない？…評判口コミも紹介

劇場版名探偵コナン9作品目「水平線上の陰謀」は2005年に公開された映画です。

船の上が舞台のコナン映画で、映画シリーズではおなじみの爆弾の爆発により、船が沈みかけます。

そのときに、蘭は元太たちが作った金メダルを取りに行くために、沈みゆく船に戻るのですが、それがきっかけでピンチを招きます。

この行動が常識外れで、物議をかもすシーンなんですよね…

自ら危険を広げる行動にうざいという声も一部で聞かれます。

そこで今回は、ピンチを迎えることになった蘭の行動について見ていきたいと思います。

※ネタバレあり

蘭が問題の行動をとったシーンについて

犯人が爆弾で船を沈ませようともくろむ

「水平線上の陰謀」の序盤のほうでタイタニックを匂わせていたのですが、嫌な予感しかしませんが、予想通り？犯人の爆弾によって、船が沈む危機に陥ります。

氷山ではなく、コナン映画の象徴ともいえる爆弾によって沈没になります。

船が完全に沈むまでは、ある程度の時間の猶予があったので、一般の乗客は脱出用のボートで順調に避難を始めていました。

このままいけば何事もなく乗客は生還できそうです。

よかった、よかった。

ところが・・・

蘭が船に戻ったためにピンチを広げる

蘭たちも他の乗客と同様に避難を始めていました。

が、

蘭は園子とボートに乗ったあと態度を急変させます。

蘭「思い出した」

園子「何を？」

蘭「かくれんぼの場所に落としたのよ」

園子「金メダルのこと？」

さらに、救命ボートを出すために入り口を閉めようとしたスタッフに対し、

蘭「あ、あたしおります」

園子「ちょっと、蘭」

蘭「とってくるから先行ってて」

園子「でも」

蘭「確かに、貝殻で作ったメダルだけど、私にとっては大切な宝物なの。じゃ、あとでね。」

園子「ちょっと、蘭！」

！？

蘭は元太たちがプレゼントしてくれた貝殻の金メダルを取りに行くために、船へ戻ってしまいました。

しかし、金メダルのありかは船のデッキの床下の収納スペースで、不運にも船の揺れにより閉じ込められてしまいました。

言わんこっちゃない・・・

このままだと船とともに沈んでしまう状況でしたが、小五郎とコナンが蘭が避難していないことに気づき、なんとか助かりました。ギリギリセーフ。

海上保安庁からのヘリコプターに捕まる際に、コナンは落ちかけますが、最後は貝殻の金メダルが命をつなぎました。

蘭の行動はうざいと言われても仕方がない

貝殻の金メダルを探しに行った蘭の行動はうざいと言われても仕方がないでしょうね。

キャラの設定として、蘭はそういう行動をしそうなキャラではあるというのはわかりますが…

蘭も危険なことは承知の上だと思いますが、性格上このような行動をとったということでしょう。

園子ももっと止めるとか、金メダルを落としたのはどこかを聞くべきだったかもしれません。

事件後はハッピーエンドのようだが

エンディングのあと、蘭は子供たちから金メダルを渡されて、ハッピーエンドのようです。が、

小五郎は蘭にどうしてあんなところにいたのかはさすがに聞いたでしょう。もし、蘭が船に戻った理由を聞いたら注意の一つはしたのではないでしょうか。

「気持ちはわからんでもないが、さすがに危険すぎる。もうちょっと考えろ」

一例ですが、このように言われてもおかしくないと思います。

もちろん、コナンや園子だって蘭に対して同じようなことを思っていたでしょう。

まあ、さすがに、元太たちの目の前でそれを言うと、まずいので裏でそこら辺は言われているでしょうね。たぶん。

「元太たちがくれた金メダルのために蘭が船に戻った」ことを知られたら、元太たちも自分を責めかねませんから。

まあ、こんなネチネチしたようなやりとりは別に入れる必要はないでしょうが（笑）

なので、結論としては、「冷静に状況を考えれば船に戻ったのは間違い」と言わざるを得ないでしょうね。

蘭は自身の身体能力を過信しすぎたのかもしれません。これまで、多くの犯人との戦闘を制していますが、海の上で沈む船では無力です。

もちろん、映画の制作側の主張は

危険ながらも元太たちのプレゼントを大切にする蘭や、元太たちの思いが蘭やコナンを救うということだと思います。

なので、それを純粋に楽しめばいいといえばその通りかもしれません。

Twitterの意見

蘭の行動について、Twitterの意見も見てみます。

蘭の行動についての否定的な意見

水平線上の陰謀ツッコミどころ

その1.蘭が戻るのマジで自分勝手すぎてほんとの事故だったら誰も許さないよ

その2.おっちゃん空手やってたのに女の攻撃避けるのもしないのなんでなん？

その3.少年探偵団の作ったブレスレット耐荷重20キロ超えとか素材なんなんだよ笑

— 眠り❽ (@napnemu) March 16, 2019

水平線上の陰謀見終わった。空の次は海ってのは安直過ぎて笑ってしまった。極稀にある小五郎覚醒回はやはり最高！蘭姉ちゃんが手作り金メダル取りに行った時は流石にオイオイと思っちゃった。海上保安庁が協力してるだけあって職員の方かっこよかったね。相変わらずの大爆発で大満足の映画でした😊

— ⚡️みにゃたろっく⚡️ (@TarominyaZ) June 5, 2021

やはり、生きるか死ぬかの状況で船に戻った蘭の行動に対して、否定的な意見はありますね。

否定的ではない意見

迷宮の十字路〜水平線上の陰謀も見た。水平線は初見。監督変わるとめちゃくちゃ毛色変わるね。銀翼推理しなすぎ小五郎が空気と思ったら水平線でバランスよくなった。水平線の蘭姉ちゃんがちょっと……という意見もわかるが子供に優しいとこが蘭姉ちゃんの好きなとこでもあるので仕方ない。

— mamama@3yむすめ (@mamama_iz) June 17, 2021

水平線上の陰謀好きなんだけど影が薄いんですよね。少年探偵団かわいいしおっちゃんかっこいいし新一と蘭の思い出が尊いしコナンくんとおっちゃんで蘭を助け出すのサイコーだと思うんですけど

— えはら (@ehara5) April 5, 2020

蘭は少年探偵団の3人のプレゼントということで、そのやさしさを買っている意見や、純粋に救出シーンが良かったという意見もあるようです。

理屈では間違いだとしても、絆が救ってくれているんですね。

まとめ

劇場版名探偵コナン「水平線上の陰謀」で蘭がピンチになった原因の行動についてみてきました。

結論としては、さすがに、船に戻ったのは間違いと言わざるを得ないでしょう。

ただ、小五郎やコナンや貝殻の金メダルによって死は免れたので、よかったです。

オカルトですが、タイタニックを想起させる演出が、いくつかあったため海に沈んでもおかしくなかったです。

蘭もさることながら園子も蘭の暴走を次は止めてほしいですね。