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【名探偵コナン】戦慄の楽譜を秋庭怜子のシーン7選で振り返る

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楽譜イメージ

劇場版名探偵コナン戦慄の楽譜(フルスコア)」は、劇場版では珍しく、映画オリジナルキャラの「秋庭怜子」が主役級の立ち位置にあります。

 

性格はかなりとがっていて、愛想がいいとはいえませんが、根はやさしい人でストーリーが進むにつれてコナンと意気投合します。

 

個人的に好きなキャラなので、その中から好きなシーンをセリフとともに7個まとめてみました。

 

※ネタバレあり

 

戦慄の楽譜」に登場する秋庭怜子とは

戦慄の楽譜」は堂本音楽アカデミーの生徒が死亡した事件をめぐる物語で、堂本音楽ホールでのコンサートが舞台となっています。

そのコンサートの歌手の一人が秋庭怜子です。

 

秋庭怜子の特徴

秋庭怜子の特徴をまとめると以下のようになります。

秋庭怜子の特徴
  • 典型的な女王様タイプ
  • コナン「灰原に似ている」
  • 優しい一面もある
  • 絶対音感を持っている

 

秋庭怜子はソプラノ歌手で、コナンと同じく絶対音感の持ち主です。

 

また、帝丹小学校のOGであり、それがきっかけで帝丹小学校の合唱コンクールの指導をしてもらうことになります。

 

最初はコナンを煙たがっていましたが、行動を共にするうちに信頼感が生まれます。

 

戦慄の楽譜」秋庭怜子の好きなシーン7選

秋庭怜子の好きなシーンをセリフとともに7つ挙げてみました。時系列順にちょっと見ていきます。

 

秋庭怜子は博士のクイズに答える

これは、劇場版名探偵コナンではおなじみの阿笠博士のクイズに対するセリフです。

今回は歩美、元太、光彦は答えがわからず、早々に答えるのを諦めます。

 

そこで、歩美がコナンに答えを聞こうとしたところ、そばで聞いていた秋庭が回答を答えます。それは正解だったのですが。。最後に文句?つけます。

 

秋庭「ふん、くだらない。」

 

博士のクイズはコナンか灰原が正しい答えの説明をするのがお決まりですが、「戦慄の楽譜」ではなんと、オリジナルキャラの秋庭怜子が答えます。

 

しかも、くだらないという一言も加えています。

初対面の人に対して、かなり強気な一言ですね・・・

 

とにかく、「戦慄の楽譜」では最初にコナンたちに絡んだ一言で毒舌キャラかのような印象を与えてきました。

 

しかも、劇場版名探偵コナンの様式美ともいえる博士のクイズに割って入ったことから、この映画の重要人物であることを匂わせているのでしょうね。

秋庭怜子は帝丹小の歌唱指導でコナンを切る

帝丹小学校の合唱大会の練習をするという話を聞いて、帝丹小OGとして歌唱指導をすることになったときです。

 

帝丹小学校で歌を歌い終わったあと一人一人に指導するシーンがあります。

コナンの音痴を聞いた秋庭怜子が怒る

一人一人丁寧に指導している姿が見れますが、最後にコナンに向かって

秋庭「問題は君!最初から最後まで外れっぱなし。わざとじゃないでしょうね!」

と、容赦ない一言を放ちます。

コナンの音痴はたびたびネタにされていますが、かなり、ストレートに言ってのけます。小学生ならメンタル相当やられそうな気もしますが怖いですねー。

 

横でそれを聞いていた歩美はこれに怒り、コナンのフォローに入りますが・・・

 

歩美がコナンのフォローに入るが…

歩美「わざとじゃないもん!コナン君は音痴なだけだもん!」

 

このセリフはのあと園子は大爆笑し、周りの子供たちも一斉に笑います。

 

歩美はコナンが手を抜いて歌っているとかではなく、真面目に歌っているということを言いたかったのだと思いますが、正直に答えすぎて逆にとどめを刺してしまいました。

 

歩美は時折これがあるので、なんというか・・・怖いです。

 

秋庭怜子は警察に襲われたことを隠す

帝丹小学校での歌の練習の帰りにトラックで襲われます。その後、コナンは秋庭怜子の家へ行き犯人から守ろうとします。

 

コナンのこの行動によって、とっつきにくかった秋庭との信頼を築き上げることにつながります。

 

犯人に狙われた秋庭ですが、それを警察に話すことはありませんでした。

その理由は警察に話すとコンサートに支障がでるからです。

 

秋庭怜子をコナンが守る

秋庭とコナンは森林浴のため外出しましたが、その途中で秋庭は犯人にボーガンで足を撃たれます。

犯人は命まで狙っていなかったこともありましたが、コナンの護衛によって大事には至りませんでした。

 

秋庭の自宅へ戻るとそこには、高木刑事と佐藤刑事と目暮警部がいました。

高木刑事にどこへ行ってたかを聞かれた秋庭は…

 

秋庭「この子とデートしてたの」
高木「デ、デートって」

 

最初はコナンをうざがっていた秋庭ですが、徐々に信頼を得ていることがうかがえるセリフです。

 

最初は子供たちにきつい態度の連続だったので、見ているほうも

なんだ、嫌な奴かぁ?

みたいな印象でしたが、徐々に

お、悪い人じゃないのか?

となるあたりですね。

秋庭怜子はコナンに信頼をおく

コンサート当日のリハーサルの場面です。

秋庭怜子はコンサートに集中するため、コナンに、森で襲われたことを警察には内緒にするように言っていました。

 

そして、リハーサルのときに客席にいるコナンに

 

昨日のこと警察に黙っててくれたみたいね

一応例は言っておくわ

と言います。ここからはきつい態度をとることは一切なくなります。いわゆるデレ期みたいなやつかも?

 

個人的には、コナンと意気投合し始めるこの辺の流れが「戦慄の楽譜」の好きなポイントです。

 

客席に座っているコナンにわざわざお礼を言いに来るところが信頼度爆上がり感が出ていていいんですよ。。

 

爆破解除のためコナンと秋庭が堂本ホールに入る

犯人に気絶させられ、ボートから電話を掛けることに成功した後のシーンです。

 

電話により高木刑事と佐藤刑事がヘリで救出に来ました。

 

コンサートがすでに始まりましたが、コンサートの舞台の堂本ホールが爆破され始めており、入り口が火の海になっていました。

 

そこで、高木刑事と佐藤刑事と堂本ホールの屋上へ向かいます。

 

秋庭「私が案内するわ。屋上から4階に降りる通路が入り組んでいるのよ。だから。」

 

本当は一本道でしたが、自分もホールに入るためにでまかせをいいました。

 

このとき、

コナン「犯人の顔を見てるんだ。爆破犯人かはわからないけど僕たちを殴った犯人は見てる!このホール内にいるかもしれないじゃない!だから。」

と言って、コナンもホールへ乗り込みます。

 

ホールに入ったあと、通路が一本道だったことを高木刑事に聞かれた秋庭は

 

秋庭「ああ言わないとおろしてくれなかったでしょう。この子と同じよ

犯人の顔ほんとにみたのかしら」

 

と言っています。秋庭怜子の強引さと、コナンとの信頼がうかがえます。

 

ちなみに、コナンは犯人の顔は見ていませんでした。

 

あの手この手で潜り込むのはコナンの常套手段ですね。

秋庭は歌で演奏を変えさせる

コナンと秋庭はホール内の客席まではたどり着くことができました。

 

オルガンで特定の音が出るたびに爆弾が爆発することに気づいたコナンたちですが、爆発のしかけを解除するために、秋庭怜子は演奏に割って入り時間稼ぎを試みます。

 

そして、犯人の爆破阻止をコナンへ託しました。

 

秋庭「3分。3分あれば足りる?」
コナン「え、うん。だけど。」
秋庭「じゃ頼んだわよ。探偵くん」

 

その後、アメージンググレイスを歌いながら、客席からステージへ向かいます。

 

秋庭怜子のアメージンググレイスの歌により、オルガンの演奏もアメージンググレイスに替えさせて時間を引き延ばすことに成功しました。

 

かなり強引な上に、犯人が見ている目の前なので危険な行動ともとれますが、「私の歌なら、オルガン演奏者も引き込める」というくらい歌に自信があったのでしょう。

 

コナンに対する信頼と歌への自信からの行動、そして見事に犯人の爆破を阻止できました。

 

最後は、"相棒"の灰原のリコーダーにより、犯人を捕らえることに成功させました。

 

劇場版名探偵コナンの中でも、派手さはないですが、個人的には、好きなクライマックスです。

 

エンディングの後、アメージンググレイスの意味を語る

エンディングの後、コナンと蘭と話した時の言葉です。

秋庭「でも許すことにしたの。だってアメージンググレイスは許しの歌だから」

 

秋庭は婚約者を今回の被害者4人に殺されていますが、アメージンググレイスが許しの歌だったため許したことを話します。

 

婚約者を殺されたにもかかわらず、許しの歌だから許すというのは音楽家の鑑ですね。

 

また、過去に喧嘩をしていた新一と蘭が、怜子の歌に聞き入っているうちに仲直りをしたきっかけの歌がこの「アメージンググレイス」でした。

 

事件を止めたきっかけもそうでしたが、歌の力みたいなものを感じさせるシーンで、いいシーンだと思っています。

まとめ

劇場版 名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア) [DVD]

 

今回は劇場版名探偵コナン戦慄の楽譜」の秋庭怜子の好きなシーンを7つ見てみました。

この映画は以下のような流れがとてもいいと個人的に思っています。

  • 最初はきつい態度をとる
  • 徐々にコナンとの信頼を深める
  • ピンチや事件を二人の連携で解決

なので、そういったところを感じさせるセリフを選んだつもりです。

 

コナン映画シリーズでも、派手さはないですが面白い作品だと思っています。

なので、見る機会があればまた見てみたいと思っています!